藤沢市予算委員会質疑③自然環境共生推進事業費

3月議会の請願では、これとは別に農業者から「種苗法反対」の請願も出され、私も紹介議員の一人として趣旨説明をしました。これは日本、いや世界の農地をアグリビジネスに受け渡すような法ですが、残念ながら不採択でした。しかし、国連を中心に世界の農業者主権が宣言もされ、また条約もできてきています。遺伝子組み換え種子を使っての単一の人工的な種子がどんなに危険なことか、世界でこの生物多様性の立場からの研究が発展してきているとのことです。今後も生物専門家の研究の発展と取組に期待しています。ご要望に感謝します。

1. 本事業は2008年に策定された藤沢市生物多様性地域戦略に基づいたスケールの大きい取り組みだと思います。先ず2点伺います。
 1つは自然環境実態調査です。これまで2回の実態調査が行われ、りっぱな報告書もできています。問題はこうした実態調査に基づいて具体的に市民を啓発する取り組みがどのようにされて、その成果と検証が大切ではないでしょうか。こうした取り組みはどうだったのか、今後についても伺いたい。
く回答①>
 自然環境実態調査の結果につきましては、現在、本市のホームページでの公開や、各市民図書館、小中学校への配架、また、有償刊行物としても取り扱っており、これらを通して普及啓発に取り組んでいるところです。
 この調査結果の成果と検証につきましては、「藤沢市生物多様」性地域戦略」を策定するための基礎的資料として、生物の生息状況の推移等を確認するうえで大いに役立ったものです。

2. もう一つは乾燥標本室維持管理についてです。これはこれまで日大博物館にあったものを分庁舎で維持管理することにしたとのことです。中身について関心のある方がいるわけですが、これはどんな資料で、市民に公開して欲しいという要望があります。今後の資料情報の公開について伺います。
《回答②》
 乾燥標本室につきましては過去2回の自然環境実態調査により採取された本市に自生している植物等の乾燥標本、約2千5百点を日本大学の標本収蔵庫から順次、分庁舎に移し収蔵する予定になっているものです。
 公開につきましては、閲覧等の課題を整理したうえでルール等を定め、希望者に対しての公開を検討していきたいと考えております。

3. 最後に、藤沢市にはこうした標本であるとか、貴重な生物種の分布調査マップであるとか、さまざまな資料がねむっており、昨今の気候変動や自然災害の影響を受けて、地域の変貌は著しいものがある折から、本事業を市民と共に普及啓発を図るために、常設の発信の場が必要と思うが見解を聞きたい。
《回答③》
 委員ご指摘の生物多様性に関する普及啓発を図るための発信の場につきましては、本市が「藤沢市生物多様性地域戦略」に今後取り組んでいくのにあたり、必要不可欠な存在と考えております。
 このことにつきましては、平成30年6月に策定した「藤沢市生物多様性地域戦略」においても生物多様性に関する拠点機能の構築を施策のーつとして位置づけ、「( 仮称)生物多様性センターの創設」を重点プログラムに掲げております。
 なお、このセンター機能の具体的な検討にあたりましては、長久保公園の施設活用が効果的と考えており、令和2年度予算に長久保公園管理棟劣化診断にかかわる委託料を計上しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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